メイクに不慣れなメンズにこそ「眉パーマ」。その理由とは?
眉を洗練させる方法はさまざま。けれど、すっぴんに眉だけ描くと“メイク感”が悪目立ちしてしまうし、“こなれた毛の残し方”がわからず自己流で切ったり剃ったりしてしまうと、夏終わりの高校球児のようにやりすぎてしまうことも……。そんなジレンマを解決してくれるのが、今おしゃれ業界人たちの間で話題の「眉パーマ」。
「眉専用のセット剤を使って眉毛を柔らかくコントロールすることで、あっちこっちに暴れた毛もショボンとした下り毛もスカスカなまばら毛も美しく整えることができ、理想的な毛流れにフィックスさせることができます。描き込むより立体感があって抜け感も抜群。いつでも毛流れの生きた旬のナチュラル眉をキープすることができますよ」(AMERI)
悩める眉はどう変わる?
自分の眉があまり好きではない、という荒井。清潔感のある旬のこなれ眉になるためにはどこをどう直すべき?
「自分の眉、実はあんまり好きではないんです。幅広なわりに、逆毛のように生えているせいかライトの当たり具合によってはスカスカに見えてしまうことが多くて。だからと言って自分で整えることもしないので、ラインはいつまでも曖昧なまま。しかも、原稿書きに煮詰まると無意識に眉毛をむしってしまうという悪癖が……」(荒井現)
AMERIさんのお見立てによると、毛の太さも長さも量もしっかりあるのに眉がスカスカに見えるのは、毛が上ではなく前に向かって伸びているため。つまり、“毛穴の向き”の問題なのだとか。
「男性は女性よりも筋肉が発達しているので、眉の筋肉に力が入りやすいんです。眉に力が入りすぎると、毛穴の向きが変わり、毛流れに影響が出やすくなります。荒井さんの場合は、毛が上方向ではなく前にまっすぐ伸びているので、真正面から見た時に地肌が目立って見えてしまうんですね。でも、眉頭は上に流し、中間から毛先は撫でつけるように整えてあげれば、それだけで眉1本1本の存在感が生き、毛が増えたように見えます。お顔印象もよりキリッと引き締まりますし、メイク習慣がある人もない人も、その後のケアが劇的にラクになりますよ」(AMERI)
「MANHOOD」はヘアサロンなので、ヘアとセットで行う人も多いそう。眉はヘアスタイルとの相関性の高いパーツだからこそ、トータルでお手入れする方が洗練度がアップするはず!
「考えてみれば、ヘアデザインと同じくらい、眉って自分のスタイルの一部。こだわりの強いパーツだからこそ、テンプレートでデザインされるのはちょっと不安かも。美容師さんにトータルのバランスを見ながら整えていただいた方が安心感がありますね」(荒井現)