中古車購入 [2021.08.18 UP]
メルセデス・ベンツ Eクラスオールテレインの燃費や税金など気になる維持費を紹介
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この記事の目次- Eクラスオールテレインについて
- Eクラスオールテレインのボディサイズ
- Eクラスオールテレインの安全装備
- トランクルーム・ラゲッジスペースの広さ
- Eクラスオールテレインの燃費
- Eクラスオールテレインの税金
- 自賠責保険や任意保険料
- Eクラスオールテレインの車検代
- Eクラスオールテレインの維持費
- ディーゼルエンジンの特徴
2017年にクロスオーバーモデルとして誕生したメルセデス・ベンツ Eクラスオールテレインの気になるポイントを紹介していきます。「燃費やボディサイズは?」「税金や車検代などの維持費はいくらかかる?」といった実際に購入を検討されている方に必要な情報を掲載していますので確認してみてください。
Eクラスオールテレインについて
メルセデス・ベンツ Eクラスオールテレインは、Eクラスステーションワゴンの実用性を活かしながら走行性能を向上させた同社初のクロスオーバーモデルです。現行型Eクラスのセダン、ステーションワゴン、クーペに次ぐ第4のボディタイプとして、2017年9月に市場に登場しました。エクステリアには、メルセデス・ベンツのSUVモデルに共通している2本のフィンをあしらったラジエーターグリルを採用しています。インテリアには、質感の高い素材を使った上質な室内空間を備えているのが特徴です。日本に投入されたモデルは現行モデルを含め、2.0L直列4気筒BlueTECエンジンを搭載した「E220d 4マチック オールテレイン」のみで、現時点ではモノグレード展開となっています。19インチの大径タイヤを標準装備し、電子制御式エアサスペンション「AIR BODY CONTROL」とE220dシリーズでは唯一の四輪駆動の「4MATIC」を組み合わせているのが特徴です。そのため、約2tという重量級であるボディをものともせず、直線からワインディングまで素晴らしいフットワークを実現しています。これらのことから、アウトドアから長距離ドライブまで、ストレスを感じることなく運転を楽しむことができる車種だといえるでしょう。
Eクラスオールテレインのボディサイズ
まだフルモデルチェンジが行われていない1代のみのEクラスオールテレインはモノグレード展開のため、比較する対象がありません。ここでは「E220d 4マチック オールテレイン」のボディサイズを確認しておきましょう。<世代:グレード:ボディサイズ>初代E220d 4マチック オールテレイン全長4950mm×全幅1860mm×全高1495mmEクラスオールテレインは、大人が5人乗ってもゆったりとできるボディサイズでありながら、最小回転半径は5500mmと取り回しの良さは失っていません。都内や都市部のコインパーキングでは、車両の長さ4800mm~5000mm×幅2400mm~2500mm程度のサイズが一般的です。Eクラスオールテレインの場合だと、全長がギリギリになるので少し注意が必要ですが、それでも停めることは可能でしょう。一方で、全高1550mmまでという制限の多い立体駐車場では、全高が1500mm未満のEクラスオールテレインは問題なく駐車できます。
Eクラスオールテレインの安全装備
Eクラスオールテレインは優れた動力性能に加えて、同社のほかの車種と同様に最先端の安全運転支援システムを搭載しています。メルセデス・ベンツの安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」に代表されるインテリジェントドライブを標準装備しており、トップクラスの安全性と快適性を実現しました。特に、市街地での渋滞時や高速道路での渋滞の際にドライバーにかかる負担を大きく軽減する「ドライブパイロット」により、長距離の移動でも疲労感が少なくなっています。また、これまでのモデルでは搭載していなかった新機能が追加されているのもEクラスオールテレインの特徴です。・緊急回避補助システム運転中の車両と歩行者などの衝突の危険を検知すると、システムが自動でステアリング操作をアシストする機能・PRE‐SAFEインパルスフロントバンパー外側のセンサーが側面衝突を避けられないと検知するとエアチャンバーが膨張し危険を回避する機能・PRE‐SAFEサウンド事故時の衝撃音から聴覚を保護する機能さらに、タッチコントロール機能をステアリングに備えることで、ドライバーはナビ操作などのインフォテイメントシステムをステアリングから手を離さずに使用できる機能もついています。
トランクルーム・ラゲッジスペースの広さ
Eクラスオールテレインのトランクルームの広さをご紹介します。<世代:容量>初代:640LEクラスオールテレインのラゲッジスペースは、通常時で640Lという容量を確保しているため、ゴルフバッグは3個積むことができます。また、Eクラスオールテレインには初代モデルからテールゲート自動開閉機能が標準装備されており、積み下ろしがしやすいラゲッジスペースが特徴的です。後列シートをフラットにすることで、最大で1820Lという大容量のスペースを誇ります。これにより、大人二人がゆったりと横になれる広さも確保されるでしょう。さらに、40:20:40の分割可倒方式を採用しているため、乗車人数や積載物に合わせてラゲッジスペースを変更できるほか、ゴルフバッグは重ねて積載することで、最大4個まで積むことができます。
Eクラスオールテレインの燃費
Eクラスオールテレインは、日本市場に投入されてまだ4年ほどしか経過していないのでフルモデルチェンジは実施されていません。そのため、世代による比較ができません。測定モードは時代が下がるごとに実走行に近い走行条件になりますが、実際には同じ条件は皆無のため、カタログデータと実燃費には必ず乖離があるのが特徴です。そのため、あくまでも参考値として見ておくようにしましょう。<世代:グレード:燃費>初代E220d 4マチック オールテレイン16.8km/L(JC08モード)Eクラスオールテレインは、誕生当初から2.0L直列4気筒BlueTECエンジンを搭載しています。さらに駆動形式は、Eクラスで唯一の4輪駆動です。エンジンの出力や走行性能は高めながら、カタログ値で16.8km/L(JC08モード燃費)を記録しています。信号が多い都市部の街乗りでは、カタログ値より燃費が低下すると予想されますが、それでも10km/Lを超えてくるでしょう。
Eクラスオールテレインの税金
現在の日本での自動車に関する税金としては、購入時の消費税や自動車税環境割に加えて、毎年納める自動車税や車検の都度支払う自動車重量税などがあります。このうち自動車税は排気量ごとに額が決まっていますが、初回登録から13年経過すると、税額が15%程度割増になります。Eクラスオールテレインの自動車税は、以下の価格となるようです。<世代:グレード:年額>初代E220d 4マチック オールテレイン39,500円(1,949cc)次にEクラスオールテレインの重量税を見ていきましょう。Eクラスオールテレインの2019年~2020年モデルを新車で購入する場合、エコカー減税対象車に該当するため、重量税は免税となります。また、2020年10月以降、新たに自動車税環境割が車両購入時に適応されたことにより、自動車取得税を廃止しました。燃費基準値達成度などの環境負荷軽減に応じて、税率が4段階に区分される仕組みです。これは、新車と中古車で税率の算出方法が異なるため、特に中古車の購入を検討しているのであれば、しっかりと税率を確認しましょう。
自賠責保険や任意保険料
続いてEクラスオールテレインの、自賠責保険や任意保険料の額をご紹介します。自賠責保険料は車種による違いはなく、白ナンバーの登録車の場合24か月分20,010円で、車検時に2年分まとめて支払うことになります。任意保険は、保険会社や補償内容で金額が大きく変動することから、保険料の正確な相場は出すことは難しいのが実情です。その保険料を算定する目安となるのが「型式別料率クラス」で、型式ごとの事故実績に基づき決定されます。料率の数字が低いほどリスクが低いことを示しているため、保険料は安くなるという仕組みです。ここでは、損害保険料算出機構のホームページで確認できた初代の料率クラスを確認しておきましょう。※いずれも保険始期2021年1月1日~12月31日の場合です。初代E220d 4マチック オールテレイン対人賠償責任保険7・対物賠償責任保険7・搭乗者傷害保険9・車両保険17※料率クラスは損害保険料算出機構のサイトで算出しました。
Eクラスオールテレインの車検代
Eクラスオールテレインの車検時にかかる経費としては、大きく分けて法定費用と整備点検費用があります。法定費用は国産車と輸入車による違いはなく、排気量や車重で決められているのです。初代の「E220d 4マチック オールテレイン」で見た場合、以下の費用がかかります。・重量税:2年分で10,000円・自賠責保険料:24か月で24,950円・印紙代:1,200円また、Eクラスオールテレインなどの輸入車は、国産車よりも整備費用が高く設定されています。整備の工賃が割高の場合もありますが、多くの場合はパーツ代の価格が国産車より高額です。輸入車の場合、現地からの輸送費がパーツ代に上乗せされます。そのため、国産の同クラスよりもトータルの車検費用が高額となってしまうことには注意した方がよいでしょう。
Eクラスオールテレインの維持費
前述した項目を含め、Eクラスオールテレインの中古車を購入した場合の維持費についてまとめてみましょう。使用場所や目的による差もありますが、年額に換算したおおよその目安として、初代の「E220d 4マチック オールテレイン」の年間維持費は以下のとおりです。・自動車税:39,500円・重量税:10,000円(2年分÷2)・自賠責保険:24,950円(24か月分÷2)・任意保険:約50,000円・ガソリン代(年間1万km走行):約119,000円・駐車場代:約96,000円(全国平均)上記で挙げた以外にも、消耗部品などのメンテナンス費用を見ておく必要があります。ディーラーで新車や中古車の購入を検討しているのならば、初年度登録から3年間の走行距離無制限の無料保証「メルセデス・ケア」に加入することが可能です。さらに、初回車検時に2年間の保証延長として、2回目の車検時に愛車を長持ちさせるための「メンテナンス プラス ライト」など保証プランが充実しています。加入期間に期限があるので、加入希望の方は早めに申し込むことで、維持費を少しでも安く抑えることができるでしょう。
ディーゼルエンジンの特徴
Eクラスオールテレインには、現在ディーゼルエンジンモデルのみがラインナップされています。搭載されているエンジンは、直列4気筒DOHCターボICターボです。最高出力194ps、最大トルク400Nm(40.8kgm)を発揮し、低速域からトルクフルな走りが魅力となっています。Eクラスで唯一の4輪駆動モデルとして設定されており、居住性を損なわず走破性を向上させました。燃費性能はカタログ値でJC08モード16.8km/Lと、4輪駆動でありながら優秀な燃費だといえるでしょう。およそ2tにも及ぶ車体にも関わらず、2.0Lのクリーンディーゼルと9速ATの組み合わせによる走行性能により、高速道路でもストレスなく走ることができます。そのため、悪路だけではなく直線やワインディングでも運転が楽しいと感じることのできるモデルです。メルセデス・ベンツ Eクラスオールテレインの中古車を探す※本記事は、2021年8月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
ライタープロフィール
グーネットマガジン編集部1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
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