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1コメント1件通勤しながら、家事をしながら、生活スタイルに合わせた、究極の“ながら”インプットが今話題。活用すれば毎日がもっと充実するから、取り入れない手はない!★What's“耳活”?移動時間やすき間時間などを上手に利用して、耳から情報を得るのが「耳活」。画面を見たり、手を使う必要がないから、何かをしながらできるのが魅力。☆お話を聞いたのはこの人Voicy社長 緒方憲太郎さん公認会計士。NYでスタートアップ企業の支援などを経て、2016年に声のプラットフォームである「Voicy」を創業。著書『ボイステック革命』(日本経済新聞出版)
“情報は耳で取る”があたりまえの時代が来ます
Marisol ONLINE
情報が大量にあふれている今、 それをどう取捨選択して効率よく取り入れるかは、常に課題です。人が情報を得る方法は2つ。手で作ったものを目で受け取るか、口で作ったものを耳で受け取るか。これまで情報は目で見るものが大半でしたが、最近になって耳からの取得の有効性が見直されています。 耳活が急激に盛んになった一番の理由は、エアポッツなどワイヤレスイヤホンの普及が大きいと思います。パソコンやテレビなど目を使って情報収集をする場合、画面の前に固定されるのが大前提。耳の場合は体を動かしながら、別のことをしながら“ながら”で情報を取ることができます。そもそも人間は“体を動かす”のと“脳みそで考える”のとは、使う神経がまったく別。例えばランニングや家事など比較的考えずにできるルーティン動作では、実は脳みそは空いています。どんなシチュエーションでも聞けるようになったことで、「耳活」の可能性が一気に広がりました。 それに伴って耳活コンテンツもここ数年で格段に充実。今では語学や自己啓発などの勉強系から、単純に楽しめるエンターテインメント系まで、ニーズに合わせていろいろな選択肢が。声のブログとして、多くの人の人生観に触れることができるVoicyも、2021年初頭の3カ月で利用者数は2.5倍に増えています。 ここまで音声メディアが伸びている理由は、声自体がもつ魅力も大きいと思っています。ほかの情報と違って、声だけではなかなか嘘がつけず、発信者の人間味がより色濃く出てしまう。裏を返せば、文字面だけで誤解を招くことなく、本当に伝えたいことが伝わりやすい。Voicyに関して言えば、1話10分と制限を設け、勝手にBGMがつくなど、コンテンツ作りの負担を減らすことで、実は本当にみんなが話を聞きたい多忙なかたが、気軽に発信者になれる工夫をしました。聞き手にとっても有益な情報を、まるで直接会って聞いているかのようなラフさで届ける。言うなれば講演会と飲み会の間のような立ち位置に、魅力を感じていただけているのではないかなと思っています。 仕事に家庭にと、特に多忙なアラフォー世代の女性は、情報をインプットするという意味ではこれまで圧倒的に不利でした。しかし、メイクの時間や家事の間など、耳の可処分時間は意外と長い。ここをどう有効利用するか。スマートフォンがあたりまえになったように、情報は耳で取るのがあたりまえとなる時代は必ず来ると思います。これからの人生をより豊かにするために、まず手始めに身軽な気持ちで耳活、試してみませんか。ニット¥38,500/マイカ アンドディール 恵比寿本店(マルモア) ピアス¥92,400/マリハ
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