AirPodsをなくしがちな人、注目。
3万円相当のイヤフォンを紛失するダメージは経済的にも精神的にも相当ダメージがあります。コンパクトでつるっとしたケースは、ポケットに入れて持ち運びしやすいのはメリットですが、同時に紛失リスクもありますよね。そこでSpigenから、AirTagを装着できるAirPods Pro用保護ケースが登場しました。
イヤホンの紛失は、AirPodsに限らずさまざまなメーカーに共通する問題です。Nothingのイヤホンだと、遠隔から本体から高音を鳴らすなどのソリューションを実装していますが、呼出音を確認するにはそもそもイヤホンが耳元にあることが必要です。イヤホンを耳にしているのに「イヤホンどこ…」と探しているおっちょこちょいしか使わない機能だと思いますし、外出中に紛失した場合は二度と見つけることはできないでしょうね…。
AirPodsとAirPods Proがしばらくアップデートされていないことを考えれば、Apple(アップル)が新しいトラッキング機能を次期バージョンに搭載する可能性を期待したいところですが、それを待ってるだけでは今もどこかで行方不明になるAirPodsを救うことはできません。
そういうときに、「だったらAirPodsにAirTagをつければいいじゃない」という発想がうまれるわけです。
AirTagトラッカーを直接、充電ケースにガムテープとかで貼り付けたりするのがダサくて耐えられない人は、Spigenの「Apple AirPods Pro Tag Armor Duo」なんてどうでしょう。
35ドル(約3,850円)のプラスチックケースを装着すると、イヤホンのケースが少しだけ厚くなり、AirTag部分はさらに前面が大きく出っ張ってしまいますが、ケースを保護し、ソファのクッションに挟まったときも、家から離れた公園に落としても、Appleの「探す」アプリからすぐに位置を特定することができます。
もちろん、AirPods Pro単体でも「探す」アプリから位置情報を探すことができます。ただし、最後に接続されていた位置がかろうじて表示されるのみで、オフラインの場合は音を鳴らすことができません。AirTagがあれば紛失した場所が特定できる可能性が高まるので、AirTagでトラッキング能力をパワーアップする感じですね。
ただし、ランニング中や通勤中に片方のイヤホンが落っこちて行方不明になった場合は、充電ケースに付いているAirTagは役に立ちません。何をやってもAirPodsをなくしてしまう注意散漫なタイプは、外出時はもっと安いワイヤレスイヤホンを使うことを検討したほうがいいかもしれませんね。