イヤフォン → ゲームを越えた新体験!『ポケモンGO』系YouTuberの北山由里さんが語る“ポケ活”への想い | スマホゲーム情報ならファミ通App

ゲームを越えた新体験!『ポケモンGO』系YouTuberの北山由里さんが語る“ポケ活”への想い | スマホゲーム情報ならファミ通App

『ポケモンGO』を通じて世界を旅する

今年で3周年を迎えた位置情報ゲーム『ポケモンGO』の最新機能“相棒と冒険モード”や“集合写真モード”は、みなさん楽しんでいるだろうか。

2019年はGOスナップショットを筆頭にさまざまな機能を実装。多くのイベントを通じて世界中のトレーナーを楽しませてくれた。

そうした日々の情報や活動を配信するYouTuberも続々登場。動画を通じて『ポケモンGO』のいまを知る人も増えている。

そこで本記事では『ポケモンGO』をメインに配信するYouTuberの1人、YuriGamesの北山由里さんをフリーライターの深津庵が直撃。『ポケモンGO』との出会いから印象深かった体験、ファンとの交流や未来予想図まで、ポケモンが大好きな2人の誰にも止められないトークをお届けする。

■YuriGames https://www.youtube.com/channel/UCLONYvLH7pQ9rNlS5QOMrPA

――『ポケモンGO』との出会いは?

北山由里(以下、由里)ゲームボーイの『ポケットモンスター 赤』から始まって『金』までプレイした経験があります。その後、大人になって1度はゲームから離れてしまったんですが、『ポケモンGO』のリリースに合わせて再開。これをきっかけにゲームもまた遊ぶようになって、最近では『ポケモン ソード・シールド』も少しずつ進めています。

――『赤』で最初に選んだ相棒って覚えていますか?

由里 フシギダネでしたね。その当時の思い出も強く、『ポケモンGO』でも迷わずフシギダネを選びました。目の前に出てきた姿に感動しちゃって、その勢いに乗ってどんどんハマっていったのをよく覚えています。

――YouTuberをメインに活動することを決断したターニングポイントは?

由里 以前からモノづくりというものが大好きなんです。YouTube以前は音楽関係やラジオのパーソナリティ、いろいろなものに携わってきました。そうした経験の中で強く感じてきた“こういうことがしたい”という思いをYouTubeなら叶えることができた。また、それに対して評価して頂けるファンの方々が集まってくれたんですよね。私のやりたいこととみなさんの要望がマッチしたのが“いま”なんだと感じています。

▲コアな攻略系というよりはいま起こっている楽しいこと、素直な想いを伝える作品が多い。そうした動画を通じて“ちょっと外に出てみようかな”と背中を押される視聴者も多いはずだ。

――撮影や編集で心がけていることは?

由里 私の動画はテイストでいうとポップな部類だと思います。まだ行ったことがない場所、おもに興味のある場所を選んでロケをしているんですが、それを観てくださる方々が動画を通じて同じ場所を旅しているような気持ちになったり、その地域に興味をもってもらいたいとつねに考えています。

――私も『ポケモンGO』はもちろん、その基盤である『Ingress』のミッションという機能を使った記事を多く寄稿していますが、由里さん同様、その地域の魅力を伝えることが課題だと考えています。

由里 そうですよね、これが『ポケモンGO』のテーマであり、位置情報を使ったゲームの大きな魅力だと感じています。

――これまで行った場所で印象深かったのはどこですか?

由里 んーっ、悩みますね! まず1つ目はシカゴの“GOフェスト”です。私、全然英語ができなくて、最初は“オーマイガー”と“イエス・ノー”くらいしか言えなかったんです。それでも現地で出会った『ポケモンGO』を扱う海外のYouTuberたちが優しく接してくれた。「由里の話を聞きたい」と、スマホのグーグル翻訳を差し出してくれたんです。その体験がきっかけに彼女たちの住んでいる地域、国のことにはもちろん、どういった環境でトレーナー活動をしているのか興味を抱くようになったんですよ。

――最近、英語のレッスンにも通われていますよね。

由里 じつは今日もこれからレッスンに行くんです。かばんの中には宿題がいっぱいあったり。こんなきっかけをくれた彼女たち、そしてその出会いを作ってくれたシカゴのイベントは忘れられませんね。

ゲームを越えた新体験!『ポケモンGO』系YouTuberの北山由里さんが語る“ポケ活”への想い | スマホゲーム情報ならファミ通App

▲2019年4月にシンガポールで開催されたサファリゾーンのワンシーン。イベントに参加していたトレーナーたちの熱気、シカゴやシンガポールなど世界各地の魅力に感動した当時を振り返る。

由里 2つ目は東京ですね。地方からスタートした私にとってトレーナーとポケストップの数は圧倒的で驚きの連続。リリース当時から遠征するならお台場や錦糸町だと話題にはなっていましたが、じっさいに訪れてみると想像を上回るものだった。いま、こちらに上京してきてそうした光景が身近になってはいますが、“これが当たり前じゃない”という想いを噛み締めながらプレイしています。

――名古屋と聞くと地方都市で活気がありそうですが。

由里 名古屋では鶴舞公園がとても有名なスポットで私もホームにしていたんですが、ポケストップの数は多くてもいわゆる“レアソース”というものがないんですよ。あとはレイドバトルでトレーナーが集まりにくい。やはり東京とは違うんですよね。

――初戦を逃すともうダメというやつですね。

由里 そうなんです、それを後押しするコミュニティを形成することも大切ですがそれも難しいですよね。そこで3つ目、生まれ故郷、岐阜県の郡上八幡という場所にも大きな思い入れがあるんです。実家の2階からお隣の屋根を見ると野生のマンキーやヒコザルがいるような田舎なんですが、先日帰郷したとき声をかけてくれた高校生が、「いま学校で『ポケモンGO』が流行ってる」って言うんですよ。その影響で最寄り駅から高校までの通学をバスから徒歩に変えたって聞いてビックリしましたね。

▲学生や大人のトレーナーたちがLINEのグループを作って従来なら人が集まりにくいレイドの時間を共有してみんなが助け合っている。そうした交流を生まれ故郷で知ることができてうれしかったと当時を振り返る。

――由里さんといえばユキメノコが大好きという印象があります。その理由はなんでしょう?

由里 これも岐阜県の郡上八幡に大きな関わりがあります。この地は盆踊りが有名で8月中は毎日町内のどこかしらで踊っているなんてことも普通。夜の7時から朝5時まで4日間続く“徹夜踊り”というものまであるくらいなんです。また、岐阜県の白川郷にはユキワラシにそっくりな建物(世界遺産でもある合掌造り)があって、そこで私は盆踊りの浴衣と白川郷というキーワードから、両方のイメージを併せ持つユキメノコが大好きなんです。

▲ユキワラシにそっくりだという白川郷の建物。その答えは検索するすぐ判明するので、ぜひ調べてほしいと由里さん。

――最新機能“相棒と冒険モード”はどうですか?

由里 すばらしい機能ですよね。実装されるまでは“きのみ”を上げたり撫でるくらいしかできないかな、と思っていたんです。それがビックリ、付いてきてくれるし小さなポケモンなら上目遣いで見上げてもくれる。いろいろなポケモンの仕草さを見てみたいし、どれを相棒にしようか悩んでしまいますよね。

――集合写真モードは新しいコミュニティのきっかけにもなりそうですよね。

由里 自分の推しポケちゃんをみんなに自慢できるだけじゃなく、「こんな仕草をするんだよ」って会話のきっかけにもなる。これはちょっと飛躍した話になってしまいますが、同時に何体かのポケモンを共有できるのであれば……

――AR+を使ってバトルができる!!

由里 そう、それが叶うんじゃないかと思うんです!! シカゴのイベント会場にバトルフィールドが設営されていて、そこでトレーナー同士が集まってポケモンバトルをしていたんです。それもいま思い返してみると何かの伏線なのかな、って。

――それこそ来年の大型イベントに期待しちゃいますね。

由里 リリース初期のころに公開されたPVの光景がついに実現するかも知れませんよね。いやぁ、いろいろな妄想が膨らんでしまいますし、それが実装されたら“唯一無二のポケモン”になるでしょうね。

▲こちらは2016年7月に公開された舞鶴公園で体験を報告するワンシーン。この当時公開されたPVのような体験が叶うかもしれない。そんな手応えを感じられるまでに『ポケモンGO』は進化していると由里さん。

――今年一番の『ポケモンGO』イベントは?

由里 んーっ、難しい!! 私すっごく優柔不断なんですよ。食べ物も選べず悩んじゃうくらいで……。どうしよう、“GOスナップショット”や“PvP”もそうですし。なんだ、なんだろう!? いやぁ、まてよぉ、めっちゃ悩むなぁ!!

――ちなみにですが私の今年一番はサカキの登場です。『ポケモン』の派生タイトルという印象があった『ポケモンGO』が、ロケット団はもちろん、サカキという存在の登場で深い関係性を生み出したと実感できた瞬間なんです。

由里 あー!! ひと筋縄では勝てない幹部やサカキの手応えは、従来の『ポケモン』に通ずるものがありますし、この現実世界に彼らが乗り込んできたことは夢のようですよね。そうか、それの体験を最初に追うことができたGOフェストが、私にとって一番のイベントだったかも知れませんね。イベント終了直後にフォトボムしてきたロケット団には本当に驚かされました。また、ロケット団の登場は”捕まえて育てる”ことがメインだったプレイに、新しいバトルとシャドウポケモンを助けて絆を深める楽しみを生み出してくれましたもんね。

――これをきっかけに本家ではお馴染み、ジムリーダーを各地に配置。例えば北海道に水タイプのジムリーダーが現れ、サトシたちのようにジムバッジを集めていく。ロケット団が出てきたんだから、次はこれだよねって勝手な期待値が上がってるんですよ。

由里 それが叶うなら今後各地にGOラボを展開。そこをジムリーダーの拠点にして倒したらリアルのバッジがもらえるとか。全種類集めたらチャンピオンリーグに挑戦できたり……あぁ、夢が広がりますね。地域限定のポケモンに加えて地域限定のジムバトル。いいなぁ、それいいなぁ、私それあったら絶対行きます!!

――夢が膨らみ過ぎちゃって話が尽きませんが、最後に来年の目標をぜひ!

由里 先日、私と同じように『ポケモンGO』を扱う先輩YouTuberのはつださん(はっちゃんねる)にお会いする機会があって、そこで登録者数が10万人を突破するともらえる銀の盾を見せてもらったんです。現在、私の登録者数は6万人で折り返し、まだまだこれからですが、みなさんが楽しくポケ活できる動画を心がけつつ10万人を目指したいですね。また、トレーナーとして地方から東京に出てきた経験を活かして、今度は私が地方に還元できるものがないかと模索しているんです。例えばオフ会を通じた交流もそうですし、まだ訪れたことのない地域で撮影してもみたいですね!!

▲ファンの方はご存知、由里さんはウルトラマンが大好き。インタビューの終盤は完全に脱線しちゃったのだが、その想いを語る動画も配信されているので興味のある方はぜひチェックしてほしい。

P.N.深津庵 ※深津庵のTwitterはこちら

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
このゲームの詳細を見る
ジャンルその他
メーカーナイアンティック
公式サイトhttp://www.pokemongo.jp/
配信日配信中
コピーライト©2016–2019 Niantic, Inc. ©2016–2019 Pokémon. ©1995–2019 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK inc.
タグ: