イヤフォン → 音質が上がったのに、値段が下がった――!? ゲオのオリジナルイヤホン最新作は「アクティブノイズキャンセリング」付きで税抜3980円

音質が上がったのに、値段が下がった――!? ゲオのオリジナルイヤホン最新作は「アクティブノイズキャンセリング」付きで税抜3980円

税抜1980円(税込2178円)から買える完全ワイヤレスイヤホン、税抜2980円(税込3278円)で買える骨伝導ワイヤレスイヤホンなど、高コスパのイヤホンを続々と発売してきたゲオ(関連記事)。しかもそのどれもがゲオ独自のオリジナル製品であり、オリジナルの家電・AV機器の販売に現在力を入れているというゲオの本気度がよく分かります。

そんなゲオから、12月3日に発売された最新イヤホンは――ゲオ自身が「ゲオ史上最高コスパ」と言い切る自信作との情報が。え、これ以上コスパ良くなることってあるの……?

アクティブノイズキャンセリング搭載、完全ワイヤレスイヤホンが税抜3980円(税込4378円)

ゲオの最新イヤホン「GRFD-TWS HT03」は、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン。IPX5相当の防水機能もついて、価格は税抜3980円(税込4378円)です。

ふた付きのケースとマットな触り心地で、しっかりした印象の見た目ですカラーはホワイト、ブラック、レッドの3色展開

「アクティブノイズキャンセリング」とは、周囲の雑音をマイクで感知し、それとは逆の音波をスピーカーから流すことで雑音を軽減させる機能です。音楽や音声をクリアに楽しみたいときにはもちろん、音楽は流さずにアクティブノイズキャンセリング機能だけをONにすれば、一気に“静寂”の世界を感じることもできます。

そしてさらにスゴイのは「外音取り込みモード(パススルーモード)」。音楽を流している状態で外音取り込みモードをONにすると、音楽もクリアに聞こえつつ、周囲の会話なども同時にはっきり聞こえるようになるというスグレモノなのです。カナル型イヤホンだと周囲の音が聞こえにくいと感じたり、コンビニの会計前などに急いでイヤホンを外したりといった経験がある人にはぜひ試してほしいモードです!

音質が上がったのに、値段が下がった――!? ゲオのオリジナルイヤホン最新作は「アクティブノイズキャンセリング」付きで税抜3980円

モードの切り替えは、右イヤホンに気持ち長く触れるだけ

これらの各モードは、右イヤホン横のタッチセンサーに約1.5秒触れることで簡単に切り替えることができます。

外音取り込みモードなら、カナル型イヤホンをつけたままでも相手の声がよく聞こえます

音質が上がったのに、値段が下がった――!?初代イヤホンとの機能を比較

ここまで読んで、ゲオのイヤホンをマークしているマニア読者の方なら、あることに気づいたかもしれません。

「ゲオって、前にもアクティブノイズキャンセリング搭載の完全ワイヤレスイヤホン、出してなかったっけ?」

そうなのです。実は2021年7月に編集部では一度、ゲオのアクティブノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホン「GRFD-SWE500HT01」をお試ししていました(関連記事)。このときにもアクティブノイズキャンセリングの性能や音質の良さ、税込4999円(※当時の販売価格)には驚くばかりだったのですが――後継機とも言える、今回発売のイヤホン「GRFD-TWS HT03」はなんと税込4378円。や、安くなってる!?

主な性能は同じ“アクティブノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホン”である二つですが、いったいどこが変わっているのでしょうか。気になる要素をピックアップして比較してみました。

どっちもメチャメチャなコスパであることに変わりはないけど……

まずは一番気になる音質の部分。最新機である「GRFD-TWS HT03」ではドライバーが大きくなっており、低音の臨場感などはよりアップしているといえます。さらに外音を取り込むマイクの個数も4個から6個に増えているので、ノイズキャンセリングや外音取り込みの精度もより上がっているということになります。

一方で、ケースのワイヤレス充電機能、およびイヤホンを脱着するタイミングで音楽が自動再生・停止される「イヤーセンサー」機能に対応しているのは、初代「GRFD-SWE500HT01」のみとなっています。ただ初代にもワイヤレス充電ポートが付属しているわけではなく、ワイヤレス充電を利用するかどうかという点は各ユーザーの使用環境によるところが大きいので、人によっては全く気にならないかもしれません。

なるほど、それで「ゲオ史上最強コスパ」

つまり簡単に言うと、なくなった機能もある一方で、音質に関しては最新機の方がグレードアップされているということ。その結果、「音質が上がったのに、値段が下がる」という事態になっていたのです……!

よりクリアな音質に進化、迷っていた人にとっても“試す価値アリ”かも

初代「GRFD-SWE500HT01」もお試ししている編集部ですが、最新機「GRFD-TWS HT03」を使ってみると、「いい感じ!」「進化してる」との感想が。

「5000円以下でもこの音質と性能なのはやっぱりスゴい」「ノイズキャンセリングの精度が上がっている気がする」という声のほか、「タッチセンサーの場所も誤操作しにくい場所になった」といった声も上がりました。またカラーバリエーションも3色と増えているので、推し色を選びたいと言っている部員もいました。

タッチセンサーはイヤホン本体下部の細い部分にあるので、着脱時に誤って触れてしまうことは少なそう

防水性能もIPX4相当からIPX5相当にグレードアップしているので、ランニングしながらの使用などでもより安心感が増しています。

外音取り込みモードと合わせて使用すれば、屋外でもかなり快適に使えます

この性能で税抜3980円(税込4378円)という驚異のコスパには「こういうの待ってた」を通り越して「これ本当にいいんですか……!?」とすら思いますが、自社で製品を開発・販売しているゲオだからこそ実現できたお値段とのこと。ちなみに、ゲオオンラインストアでは税込2000円以上購入すると送料無料となるので、このイヤホンひとつでも送料なしでポチッと注文することが可能です。

これひとつで「周囲の音と音楽を一緒に聴く」も「周囲の音を低減させて音楽に集中する」も叶っちゃう

ゲオ史上最強コスパと言われる、アクティブノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホン「GRFD-TWS HT03」。「今使っているイヤホンもあるし、新しいのを買うのもな……」「値段が張るし、アクティブノイズキャンセリングまでは無くてもいいかな」と思っていた人にこそ一度試してほしい、おすすめのイヤホンです!

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