なにゆえこの形の復活…?
Palmというブランドに心揺さぶられる世代がいます。およそ25年くらい前、90年代半ばに注目を集めたPDAに独自の一筆書きで文字入力できる「Graffiti」というアイディアは、今から思えば斬新すぎたのかもしれません。なんとかPalmに復活してほしかった人にとって、3年前に出た「Palm Palm」なる超小型スマホはかえって残念だったのでは? だから、今度こそ素晴らしいカムバックを!
その想いは、事前の噂そのままの「Palm Buds Pro」というワイヤレスイヤホンの正式発売が現実となってしまったことで、なんとも煮え切らない印象かも。だってこれはPalmというブランドの、何を継承したものなのでしょう? おまけにThe Vergeからは、どうやらAmazon(アマゾン)で似たようなワイヤレスイヤホンが見つかっており、もしやただのOEMモデルでネーミングだけPalmらしくしたにすぎなかったり?
しかしながら、当のPalmは、これはれっきとした機能や仕様にオリジナリティを加えたワイヤレスイヤホンだってアピールしているみたいです。完成度は悪くはなく、アクティブノイズキャンセリング(ANC)を標準装備し、IPX4の防水性能、単体で5.5時間の連続使用が可能。充電ケースとセットだとバッテリーの持ちは24時間に向上しますよ。日本円にして1万円ちょっとの99ドルで、専用サイトからプレオーダー受け付け中です。ただこれがPalmの復活を象徴するヒットを飛ばすようには感じられないかもしれませんが。
Source: The Verge
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